【カスタムブログ2022 Vol.6】2022-23シーズン、 デモ・ニューモデルスキーの傾向は?

2022-06-21

石井スポーツがお届けするスキーニューモデル早期予約販売会「Custom Fair」。今年は中上級モデルや家族で楽しめるモデルも充実していますが、多くの方のお目当はやっぱり上位機種モデルではないでしょうか。
ここでは石井スポーツのオリジナルスキーカタログ『Sieger』で行なったスキーテストの結果から見えてきた2022-23シーズンのニューモデル・デモスキーの傾向を、カンダコンペカンの佐藤孝幸店長に語ってもらいます。

各モデルのテイストが明確化

「デモ・エキスパート向けに分類されるスキーの上位機種は、今まで通りレーシングモデルのテイスト、クルマでいえばF1のテイストが入った高機能モデルであることは間違いありません。でも、そのうえで2022-23シーズンのデモモデルの傾向としていえるのは、それぞれのモデルがもつテイストがはっきりしてきたということです。
どんなテイストがあるのかというと、ターン前半のスムーズさに特化したモデルと、ターン中盤から後半の性能に特化したモデルのふたつに分けることができます。ここでは前者を前半型、後者を後半型と呼んでいきますが、前半型のスキーはターン前半からグリップ感が得やすく、スキー操作もしやすいという特徴があります。そして後半型のスキーの場合、ターン中盤にしっかりとグリップしてくれ、それが後半のスキーの回転性や走りにつながっていくつながっていくという特徴があります。
ターン前半型と後半型、このふたつをベースに、それぞれのモデルがもつテイストがさまざまな方向に分かれてきたのが今季のデモモデルの特徴です。そのなかから自分に合ったテイストをもつスキーを見つけるのにいちばんいい方法は、やはり試乗をして好きな味を探していくことです。それができない場合は、これから自分がどんなターン弧をつくっていきたいのか、その方向性をしっかりと決め、それに合ったスキーを探すことが大切です。今のスキーはどれも性能的なレベルは高く、そのうえで個性的なテイストをもっているので、自分に合ったスキー選びができれば、得意なことをさらに得意にすることも、不得意なことを克服していくことも可能になっていきます。『Sieger』掲載モデルの一部を前半型・後半型に分け、それぞれの特徴を述べているので参考にしてください。
また、カスタムフェアにご来場の際には、『こんなターンができるスキーを探しているんだけれど』とスタッフに相談してみてください。きっとあなたに合った一台が見つかるはずです。


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