秋の山登りを楽しむために、気を付けなければならないのが天気、服装、日の短さです。
一般的に気温は標高が100m上がるごとに0.6度下がると言われており、
登山口と山頂の気温が、6度〜8度以上差がある山もあります。
麓ではおだやかな秋の気候であっても、山頂ではいきなり冬、ということを踏まえて服装を選びましょう。
山登りを始めるにあたって、まず必要となるのは山の中を安心安全に歩くための登山靴です。
石井スポーツでは様々なアウトドアブランドの登山靴を豊富に取り扱っておりますが、はじめて登山靴をお選びになる方でも安心してお選びいただけるよう、登山靴選びで押さえておきたいポイントをご紹介します。
普段履くようなスニーカーと登山靴の主な違いですが、「山の中の斜面(登り下り)でも安定したグリップ力を発揮する」「木の根っこや岩、石、枯れ葉などが混じる不規則な地形を歩くため、耐久性・防水性に優れていて安全性が高い」といった点が挙げられます。 スニーカーで登れる山も確かにありますが、本格的に登山をしたいのであれば登山靴は必ず必要となります。
山靴は足首の部分のカットの高さ(シューズ丈)により「ローカット」「ミッド(ミドル)カット」「ハイカット」の3形状に分類することができます。 それぞれ特性や得意とする環境が変わってきますので、カットの違いも押さえながら登山靴を選ぶようにしましょう。
ローカット
足首が覆われてない、普段履きに近い形状のもの。
足首周りの自由度が高く、軽快に歩けるので登り下りが少ないハイキングや自然散策におすすめ。
登り下りの多い登山で履く場合は、足首の捻挫などに十分注意したい。
ミッドカット
くるぶしが隠れる程度のカットの高さがあるもの。
足首を適度にホールドしてくれるので、ローカットよりも登り下りが安定する。
アッパーは柔らかめのモデルが多く、軽快に歩きたい荷物が少なめの日帰り登山におすすめ。
ハイカット
ミッドカットよりもカットが高く足首をしっかり覆うもの。
剛性に優れたモデルが多く、登り下りが多いハードな登山や荷物が重たい場合におすすめ。
登りや平地では最上段のフックをあえて使わないようにすると幾分歩きやすくなる。
山歩きにまだ不慣れで登り下りに不安がある方は、ミッドカットや、そこまで硬くないハイカットの登山靴がおすすめ。
登山靴で足首までしっかりホールドした方が着地が安定するので、足の怪我のリスクを減らせて安心して山歩きが出来ます。
石井スポーツでは、JAFT認定スポーツシューフィッターの資格を持ったスタッフが各店舗にいます。
シューズ選びに不安な点があれば、各店のスポーツシューフィッターまでお気軽にご相談ください。