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東京オリンピックの正式種目となり、注目を集めるスポーツクライミング。トップクライマーが究極の課題に挑む姿は別世界のようですが、日本中で数多くのクライミングジムが開かれており、クライミングに親しむのによい環境が整ってきたといえます。やさしいルートからはじめれば、「老若男女が楽しめる」というのが、クライミングの大きな魅力です。
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クライミングはもともと自然の岩場で行なわれましたが、現在では、クライミングジムの人工壁で楽しむことができるようになっています。ジムでの「フリークライミング」はそれ自体が独立した楽しみですが、ここでしっかりと基礎力を身につけると、日本アルプスなどを舞台にした「アルパインクライミング」でも役立ちます。
トップロープクライミング
あらかじめ岩(人工壁)の終了点にロープを掛けておき、片方のロープをクライマーにセットし、もう片方をビレイヤー(下からロープで確保する人)が確保しながら登るスタイル。クライマーは常に上からロープで確保されているので、大きく墜落する心配がなく、登ることに集中できるので、初心者の練習や高難度ルートを登る練習に最適です。
リードクライミング
クライマーをビレイヤーが確保して登るスタイル。クライマーはあらかじめ岩に打たれているボルトや、ナチュラルプロテクションと呼ばれる確保支点を作るための器具を岩の割れ目などにセットし、ロープを通しながら登ります。ビレイヤーはクライマーの動きを妨げないようにロープを繰り出し、もしクライマーがフォールしたときは、ロープで墜落を停止させます。
ボルダリング
高さ3~4mほどの岩(ボルダー)を、ロープを使わずに登るシンプルなスタイル。多くの場合、岩の下にマットを敷き、フォールしたクライマーが岩角などにぶつからないよう、仲間がサポートします。都内を中心にボルダリングジムが急増しており、まずはジムで練習してから岩場デビューする人が増えています。
クライミングシューズ
クライミング専用のシューズで、靴底が滑りにくい。足型にフィットしたモデルを選びましょう。
ロープ
クライミング専用の命綱。ザイルと呼ぶこともあります。
ハーネス
ロープを装着し、安全を確保するのためのベルト。
カラビナ
おもにロープと確保して、ハーネスなどをつなげるための道具。
確保器
ロープを止めたり、繰り出したりするための道具。
チョーク
滑り止め用の粉。
チョークバッグ
チョークを入れるバッグ。
ヘルメット
頭部保護のための必携。
石井スポーツおすすめ!スタッフが選んだクライミング装備がそろっています。
SPORTIVA/10X
フィナーレVSジムでも外でも履きやすい靴ならコレ
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MAMMUT/2290-00372
ベーシックチョークバッグロングセラーのチョークバッグ
ストレスのない軽量なチョークバッグ。深いカットと安定した開口部で使い勝手が良く基本性能が整っています。
BLACK DIAMOND/BD13179
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サポート性を落とさずパッドを薄くして、動きやすさやフィット感を高めたオールラウンドモデル。
PETZL/D13A
グリグリプラス全てのクライマー向け
8.5〜11mmのシングルロープに対応するブレーキアシスト機能、パニック防止機能付きビレイデバイス。
BLACK DIAMOND
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クライミングでの動きやすさと、普段着にも使えるすっきりしたデザインを兼ね備えています。
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スポーツクライミングからマウンテニアリングまで幅広く活躍。キーロック採用で、ロープやボルトに引っかかりません。