競技だけでなく、楽しく体を動かせる“フィットネス”としても注目されるテニス。いざはじめてみようと思い立った時、必要な道具は何か?アートスポーツ ヨドバシ横浜店の菅野智志が、その入口へご案内します!

ラケットを筆頭に、道具の進化が著しい

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アートスポーツ ヨドバシ横浜店

菅野 智志

ガット張り歴30年以上の大ベテラン。テニスはもちろん、スキーやキャンプなど、さまざまなアクティビティに精通する。

熟練のスタッフによるガットの張り替えや、グリップテープ交換も受け付けています。

 「インターネットやSNSを通じて仲間と繋がったり、スクールに申し込んだりして、プレーする環境さえ整っていれば、今はどなたでも気軽にテニスを楽しめる時代だと思います」。
 菅野がそう語る一番の根拠は、道具の進化にあります。

 「例えば、ラケット一つとってもそう。昔はラケット選びって、すごくハードルが高いイメージがありましたけど、今はレベルに関係なく、どれを選んでも扱いやすいんです」。
 扱いやすいとはつまり、力がなくてもボールを飛ばしやすいという意味。現在、ほとんどのラケットはカーボンを素材にしているので、軽い上に剛性が高いという特徴があります。

 「昔の重たい木製ラケットのように一生懸命に振らなくても、反発弾性が高いのでボールが簡単に飛んでくれるわけです。かつてテニスをやっていた人が久しぶりにプレーしたら驚くと思いますよ」。ラケットと一緒に揃えるものとして、ストリングやグリップテープも必須。あとは使用コートに合わせたテニスシューズもあるといいでしょう。ウエアに関してはそこまでしばりはありません。動きやすくて速乾性のあるスポーツウエアであれば、基本的には なんでもOKです。

 「アートスポーツ ヨドバシ横浜店では、ラケット、シューズ、ストリング、グリップテープの必須アイテム以外にも、さまざまなテニス用品を豊富に揃えています。ぜひ、お立ち寄りください」

テニスをはじめる前に揃えるべき道具はこの4つ!

1.ラケット

素材の主流はカーボンで、剛性を高めるためにフレームを厚くしても非常に軽いのが特徴。重量はおよそ300gで、力がない人でも扱いやすくなっています。また、選ぶ際はフレームの形にも注目。スイートスポットが広くて球持ちのいい四角形や、高反発な楕円形など、いくつか種類があります。どれを選べばいいのかわからない人は、お気軽にスタッフへお尋ねください。

ラケット一覧

2.シューズ

ラバーやコンクリートなど、表面が硬い「ハードコート」、砂入りの人工芝でできた「オムニコート」、土質材料を固めた「クレーコート」など、テニスシューズはコートの種類に合わせて選びます。日本で主流のハードコート用(左)は、ソールがフラットなのが特徴。一方、芝生面でのグリップ力が必要なオムニコート用(右)は、ソールの凹凸やねじれを抑制するシャンクなどが搭載されています。

シューズ一覧

3. グリップテープ

名の通り、ラケットのグリップに巻くテープのこと。使っていくうちに汚れたり剥がれたりする消耗品なので、定期的な交換が必要です。種類は主に、テープ表面に吸着性のある「ウェットタイプ」と、少しサラサラしていて汗をよく吸収する「ドライタイプ」の2つ。どちらの方がラケットを持ちやすいかで選ぶといいでしょう。また、カラーや質感の好みで選ぶ楽しみもあります。

グリップテープ一覧

4.ストリング

ラケットに張る弦のことで、日本では「ガット」という呼び名でもお馴染み。こちらもテニスをやるなら絶対必須です。素材はナイロンかポリエステルの2択が基本ですが、プレースタイルや飛ばしたいボールの質などで、より細分化されています。ラケットの使用頻度にもよりますが、基本は3カ月に一回程度、定期的な張り替えが必要です。もちろん、アートスポーツ横浜店でも受け付けています。

ストリング一覧

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