【カスタムブログ2022 Vol.5】ヘルメット選びのポイントは 被り心地と基本構造を知ること

2022-06-20

スキーに転倒はつきもの。どんなにうまくなっても、完全になくすことはできません。そのために必須のアイテムが「ヘルメット」です。自然の地形を楽しむバックカントリースキーはもちろん、ゲレンデ内を楽しむ一般的なスキーでもマストのアイテムになっています。
そんなヘルメットを選ぶのに最適な機会が石井スポーツがお届けするスキーニューモデル早期予約販売会「カスタムフェア」。その理由は、今日本で手に入るブランドのほぼすべてのモデル、カラー、サイズがそろっているから。初めてヘルメットを買う方はもちろん、そろそろ買い替えなきゃと考えている方も、ぜひ会場を訪れて被り心地を確認してください。
ここではその前に知っておきたいヘルメット選びのポイントをお届けします。

ヘルメットを選ぶために知っておきたいこと

★基本構造を知ろう!
ヘルメットの構造は、ハードシェル構造・インモールド構造・ハイブリット構造の3種類が基本です。それにプラスして安全機能(衝撃吸収素材、MIPS、構造的衝撃吸収、通気性)などが採用されています。

★被り心地は大切!
ヘルメット選びでいちばん大切といえるのが、被り心地です。日本人にも被りやすい「ASIAN FIT」がおすすめです。ブランドによっては、通常の海外サイズと1サイズ違うこともあります。実際に被ってみないとわかりませんが、被ってみれば違いがわかります。個々の頭の形にもよるので知識として知っておき、自分に合うタイプのヘルメットを探すとよいでしょう。

★重量
被り心地と合わせて大切なのが、重さです。一般ゲレンデ向けであれば、なるべく軽量なものを選びましょう。レーシング系モデルでは、軽さと合わせて頑丈さも必要です。

ヘルメットの3つの構造とそれぞれの特徴は?

★ハードシェル構造
 アウターシェル(外側のプラスティック素材など)にインナー(発泡材)をはめ込み接着した構造です。丈夫で頑丈に仕上がるため、安全性が高くなることが特徴です。その反面、少々重さが増しやすくなるのがデメリット。レーシング系ヘルメットに採用されることが多い構造です。
★インモールド構造
この構造の魅力は軽さです。なかでも400gを切るモデルは驚くほど軽いのが特徴なので、カスタムフェアの会場で一度試してみてください。接着剤を使わず、製造の段階で圧力をかけアウターシェルとインナーを圧着する一体成型の構造で、現在発売されているヘルメットでもっとも多い構造です。
★ハイブリッド構造
ハードシェル構造とインモールド構造を組み合わせた二重構造で、軽さと丈夫さを持ち合わせていることが特徴です。ベースにはインモールド構造を採用して、頭頂部や後頭部などにハードシェルをさらに部分的に被せて強度をアップさせています。採用モデルが増えてきている構造です。

アジアンフィットの特徴は?

日本人の頭の形の傾向は、上から見たときに丸型で、前から見るとハチが張っている人が多いのが特徴です。それに対して欧米人は頭の形の傾向は、上から見たときに卵型で、前から見ると日本人ほどハチが張っていない人が多いのが特徴です。この違いに対応した調整が施されているのがアジアンフィットモデルです。一度被ってみれば、その違いは明らかなので、カスタムフェアの会場でぜひ試してみてください。

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